学校長あいさつ

学校長あいさつ

鹿児島中央看護専門学校 校長 今村英仁

公益財団法人慈愛会
鹿児島中央看護専門学校
校長 今村 英仁

 公益財団法人慈愛会は、医療の原点は慈愛にありと言う理念の下、鹿児島県民の健康に少しでもお役に立ち、必要不可欠な存在になる事を目指して、創設以来90年を迎えました。
 90年の歴史の中では「医療」に優しい時代もあれば、冷たい時代もあります。その中でここまで来られたのは、慈愛の言葉に込められた思いを大切にして来たからです。
 今また「医療 冬の時代」を迎えようとしています。今回はかつてない程、厳しいものになるかもしれません。ただ、一つ言えるのは、どんな時代であっても医療が必要でなくなることはないと言う事です。
 また、少子高齢化が進む時代では、いくらでも華やかな仕事に就くことが出来ます。そのような時代に縁の下の力持ちの役割を果たす看護師を目指す意義ややりがいとはなんでしょうか?
 世界中でも僅かな看護師しか受賞する事ができないフローレンス・ナイチンゲール紀章を受賞した当校元校長の今村節子は次のように語っています。

看護とは、
  •  人間の感性を磨き
  •  感動のドラマがあり
  •  成功に歓喜があり
  •  日々に感謝があり
  •  人間を完成へと誘う    仕事であると。

 ナイチンゲールから始まった看護の仕事は、少しでも人の役に立ちたいと考えている方々にとり、限りあるたった一度の人生を賭けるだけの素晴らしい職業です。
 当校の門を叩いてくださることをお待ちしています。

鹿児島中央看護専門学校
校長 今村 英仁