令和元年度 戴帽式をおこないました。

 今年も、10月11日に令和元年度の戴帽式が挙行され、第17期生が看護師を志す者として仲間入りを果たしました。

 今回のブログでは、戴帽式の様子とこの式典を迎えるにあたっての学生が立てた抱負をご紹介します。

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 まずは戴帽の儀です。

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 戴帽生は、一人ずつ名前を呼ばれ、ナイチンゲールから蝋燭の灯火をいただきます。そして、全員で決めた誓いの言葉を唱和します。
  第17期生は、「一期一会」・「当意即妙」・「チーム医療」・「信頼」・「慈愛」の5つの言葉を胸に誓いを立てました。この言葉には、これから出会う「人」との関わりを大切にすること、患者様に即した看護を提供できる看護師になりたいという気持ちが込められています。

 その後の学校長式辞では、現在そしてこれからの医療の在り方を交え、戴帽生にエールを贈りました。
 また、鹿児島県看護協会長様からは、最近の看護師の現状や、求められる看護師像などのお話をいただき、当法人の会長からは、入学時からこれまでの成長を讃え、今日の感動を忘れないでほしいとの温かいお言葉をいただきました。

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 いつもお世話になっている方々からもお祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございました。

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 在校生代表によるお祝いのことばがありました。(以下一部抜粋)

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『これから更に専門的な学習が増え、実習も始まりますね。臨地での実習は特に期待と不安がいっぱいだと思います。二年前の私もそうでした。患者様とどう接すればいいかわからず、不安な日々を過ごしていたことを思い出します。その反面、実習では患者様から多くのことを教えていただき、実習でしか学ベないことがたくさんあります。私が患者様から学ばせていただいたことを少しお話させていただきます。
 受け持たせていただいた患者様は、六十代の男性で糖尿病の治療、教育目的で入院されていました。私が挨拶をしようと訪室すると「なんだ、男かよ」とあからさまに嫌そうな表情をされました。
 私は最初に患者様から拒否的な態度をとられたことで、患者様の悪いところしか目に入らず、関係性を築くことができませんでした。このままではいけないと思い、日々のリフレクションの中で担当教員や仲間に相談しアドバイスをもらい、少しずつ自分の考え方を変えて、患者様の良いところを見るようにしたところ、患者様との関係性にも少しずつ変化がみられるようになりました。
 用事がなくても訪室し、病気のことだけではなく、世間話も含めた意図的コミュニケーションを取っていったことで、本音や冗談を言い合える関係性を築くことができました。次第に患者様は薬物療法や食事療法も真面目に取り組まれ、喫煙に関しても「やめなきゃいけないのはわかっている」と口にされるまでになりました。患者様が変わろうとしている姿や葛藤から、患者様の立場に立って看護をする大切さや患者様の疾患に対する想いを傾聴することの大切さを学ばせていただきました。
 実習終了時に「最初は、学生が男と聞いて最悪だと思ったけど、あんたで良かったよ。ありがとう」とおっしゃってくださったその言葉が今でも私を支えてくれています。
臨地実習では、知識、技術不足などから思うような援助ができず、自信を失ってしまうこともたくさんあります。そんな時は今日の戴帽式で誓った言葉を思い出してください。
 そして、目の前の学習に一生懸命取り組んでみてください。今、皆さんが取り組んでいる学習の一つ一つに意味があり、これからの実習や自分の成長に繋がっていきます。それでも道に迷い、一人ではどうしようもないときは、担当教員や十七期生の仲間に相談してみてください。きっと良いアドバイスをもらい、道が開けると思います。』 

 本校では、戴帽式を迎えるにあたり、戴帽生全員が抱負を立てることにしています。今回は、その一部をご紹介します。

 『患者さんだけでなく、その患者さんのご家族の心にも寄り添える看護師を目指すとともに、知識や技術をしっかり身に着けた安心感を与え、信頼を得られる看護師になりたい。』

『どんなに忙しくても辛いときでも笑顔を絶やさない看護師。そして、正しい知識と技術をもった頼られる看護師になりたいです。』

『医療従事者、患者から信頼され、責任感の強い看護師になりたい。また、迅速な判断と行動ができ、常に周りが見えるようになりたい。』

『私は一人一人に丁寧に接することができ、目には見えない患者さんの思いに気付ける看護師になりたいです。慈愛の心を忘れず日々の学校生活を過ごしていきたいと思います』

『私は、患者さんの気持ちに寄り添い、倫理観を大切にし、責任感と慈愛の心を持った、相手の心に届く看護を行うことができる看護師を目指します。』

 入学した時は、まだ幼さが拭いきれなかった17期生。それから半年が経ち、戴帽式を迎えた今、ナイチンゲールの灯火を胸に抱えまっすぐ前を見据える姿には、はっきりと成長を感じることができます。これから待ち構えている学習や演習は山ほどありますが、それを一つずつ乗り越え、全員で看護師になる夢を叶えてほしいと思います。

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